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バンコク降雨実績 (横スクロール版)

バンコク雨の発生時間帯 (2025年8月)

縦軸:時間 (上が夜) / 横軸:日付
● 激しい雨 ● 小雨

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☔ 雨量別・バンコク現地の状況

表の数値は「1時間あたりの総雨量 (積算mm)」を示します。
※バブルが大きいほど、その1時間で大量の雨が降ったことを意味します。

※ERA5解析値に基づく目安
Level 10〜5mm/h
小雨 (Sprinkle)
傘なしでも小走りなら耐えられる程度。屋台も営業を続けます。水たまりもまだできません。
Level 25〜10mm/h
本降り (Moderate)
傘が必須。路面が濡れ、サンダルだと足元が不快になり始めます。観光は継続可能ですが、屋台は片付け始めます。
Level 310〜15mm/h
どしゃ降り (Heavy)
足元の靴はずぶ濡れ確定。視界が悪くなり、タクシーが捕まりにくくなります。屋外移動は控えるべきラインです。
Level 415〜20mm/h
激しい豪雨 (Very Heavy)
排水能力の限界点。道路脇に水が溜まり始め、歩道の段差が見えなくなります。傘をさしても体が濡れます。
Level 520mm/h〜
危険・冠水 (Torrential)
道路が川になります。グラフで「赤丸」が出ているのがこの状態。即座に建物内へ避難し、雨が弱まるまで待機してください。
🌏 同じ「赤丸 (20mm級)」でも頻度が違う
🇯🇵 東京 (8月)
月 1〜2回 (異常事態)
「ゲリラ豪雨だ!」
マンホールが吹き飛ぶレベル。電車遅延など都市機能に影響が出るレアケースです。
🇹🇭 バンコク (8月)
週 2〜3回 (日常)
「8月下旬からは長く降る」
南西モンスーン期間(5月中旬〜10月中旬)の中でも、時期によって降り方が変わります。
🔹 5月〜7月 (雨季前半) 積乱雲による単発的なスコールが中心。30分〜1時間程度でサッと止みます。
🔺 8月下旬〜9月 (雨季ピーク) モンスーントラフ(熱帯収束帯)がバンコク上空に停滞するため、しとしとと数時間〜半日続く雨が増え、降水量が最大化します。
☀️ なぜ雨季なのに「降らない日」が多いのか?
グラフを見て「あれ?半分くらい降ってない?」と気づいた方は鋭いです。
実は、タイの雨季は「毎日雨」ではありません。
理由1. 日本の「梅雨」とは違う 日本の梅雨は「前線が停滞」するため一日中降りますが、タイの雨季は「季節風(モンスーン)」によるものです。風が弱まれば、雨季のど真ん中でも数日間ずっと快晴ということが普通にあります。
理由2. 雨が「局地的」すぎる バンコクの雨はピンポイント爆撃です。「ホテルの前は豪雨だけど、隣の駅は晴れている」ということが頻繁に起きます。データ上は降水なしでも、場所によっては降っている(またはその逆)というケースが多いのです。
結論:「雨季=旅行できない」は間違い。
晴れの日も多いので、雨宿りのカフェさえ確保しておけば十分に楽しめます。
📉 このグラフのデータ根拠について Source: NASA POWER / ERA5 Hourly Reanalysis
✅ 世界最高精度の「再解析データ」
本記事では、欧州中期予報センター(ECMWF)が生成する「ERA5(イーラ・ファイブ)」を使用しています。
これは天気予報(予測)ではなく、衛星・レーダー・地上観測などの膨大な実績データをスーパーコンピュータで統合し、「過去の事実」を確定させた高精度データです。
✅ 「点」ではなく「面」で捉える
通常の雨量計は「その場所(点)」しか計測できませんが、ERA5はバンコクを約30km四方のグリッド(面)で区切り、エリア全体の平均雨量を算出します。
局地的なスコールが多いバンコクでは、ピンポイントの観測値よりも、エリア解析値の方が「旅行者の肌感覚(街全体の雰囲気)」に近いため採用しています。